中高生でも使える!無料のAIツール比較!ChatGPT vs Gemini vs Copilot

AIに関心がある人形たちのイラスト 文章生成AI

はじめに|AIツールが中高生に身近な時代へ・・・

こんにちは!マロンです。

昔は、わからない言葉があると分厚い辞書をめくって調べたものです。でも今の中高生は、スマホやパソコンを使って、AIに質問すればすぐに答えが返ってくる時代。ちょっとうらやましく思う反面、「この便利さをどう使うか」で将来が大きく変わる時代にもなってきました。

今回のブログでは、「AIを使うと勉強や日常生活がどれくらい変わるのか?」をテーマに、特に中学生・高校生、そしてAI初心者の方に向けてわかりやすく紹介します。

今回の比較対象:ChatGPT・Gemini・Copilot(すべて無料版)

この記事では、以下の人気AIツールを無料版に限定して比較します。

  • ChatGPT(OpenAI)
  • Gemini(旧:Bard/Google)
  • GitHub Copilot(Microsoft/GitHub)※主にコード生成向けAI

それぞれ得意分野や使い方に違いがあるため、使い方を間違えると「全然役に立たない…」と感じるかもしれません。でも、正しい使い方を知れば、テスト勉強・自由研究・レポート作成・プログラミング学習・趣味のサポートまで、日常のあらゆる場面で大活躍します。

なお、この記事では**「無料で使える範囲」**に絞って比較します。有料版の違いやどれを課金する価値があるかについては、別の記事で詳しく紹介予定です。

3つのAIツールの基本情報まとめ

ここでは、今回比較する3つのAIツール「ChatGPT(無料版3.5)」「Gemini(旧Bard・無料版)」「GitHub Copilot(無料で使える範囲)」について、それぞれの開発元や特徴、使い方などをわかりやすく紹介していきます。どれも“無料で”使えるので、まずは気軽に試してみることをおすすめします。

🤖 ChatGPT(無料版3.5)とは?

開発元:OpenAI社(アメリカ)

ChatGPTは、アメリカのAI企業「OpenAI」が開発したAIチャットサービスです。今では多くの人が使っており、「AI=ChatGPT」と思っている人もいるくらい有名な存在です。

基本機能と無料版の制限

無料で使えるのは「GPT-3.5」というバージョンで、十分高性能なAIです。自然な文章で会話したり、質問に答えたり、作文や要約、勉強の相談など幅広く使えます。ただし以下のような制限があります:

  • テキストチャット中心で自然な対話、GPT‑4oミニも利用可能Web検索機能は原則非対応
  • 画像アップロードは1日2枚制限(解析用途に活用可能)
  • Deep Researchを無料で数回試せる(web検索・レポート作成機能)

とはいえ、普段使いにはまったく問題ないレベルの便利さです!

日本語対応と特徴

ChatGPTは、日本語でもとても自然な文章でやりとりできます。敬語も使えますし、子ども向けにわかりやすく説明するのも得意。むしろ英語よりも日本語のほうが話しやすいという声もあるほどです。


🌐 Gemini(旧Bard・無料版)とは?

開発元:Google(アメリカ)

Geminiは、Googleが開発したAIチャットツールです。以前は「Bard(バード)」という名前でしたが、2024年から「Gemini」に名称変更され、進化を続けています。

利用にはGoogleアカウントが必要

Geminiを使うには、Googleアカウント(Gmailなど)が必要です。普段からGoogleを使っている人なら、そのままログインすれば使えるので便利ですね。

特徴:Web検索連携、直近情報の強み

Gemini最大の特徴は「Webとつながっている」という点です。つまり、ChatGPTができない“今の情報”や“最新のニュース”にも強いのです。また、次のような機能もあります:

  • Google検索と連携して直近のニュースや学習情報の収集
  • ファイル(PDF・画像)読み取りや要約ができる
  • 簡単な資料づくり・表の整理も対応可能

回答の雰囲気はChatGPTよりもやや事務的ですが、スピードや情報の正確さは非常に高いです。


👨‍💻 GitHub Copilot(無料で使える範囲)とは?

開発元:Microsoft+OpenAI

GitHub Copilotは、MicrosoftとOpenAIが共同開発した「コード生成に特化したAI」です。もともとはプログラマー向けでしたが、最近では中高生がIT学習に使う例も増えてきました。

Visual Studio Codeで使える

GitHub Copilotは、基本的に「Visual Studio Code(VS Code)」というプログラミング用の無料エディタとセットで使います。VS Codeの中で入力した内容に応じて、自動的にコードを補完してくれる仕組みです。

GitHubアカウントと学生認証で無料利用可能

通常は有料サービスですが、**学生認証(GitHub Student Developer Pack)**を行うことで、Copilot Proを無料で使える特典があります。これを使えば以下のような機能が開放されます:

  • AIチャットでコードの質問ができる
  • コマンドライン操作支援(CLI)にも対応
  • Python、HTML、JavaScriptなど主要言語に対応

主に「コード生成用」だが、中高生でも使えるケースを紹介

Copilotはコード生成がメインですが、たとえばこんな使い方もできます:

  • 高校の「情報」科目でPythonの練習をしたいとき
  • WebページのHTMLを自動生成してみたいとき
  • ゲーム開発やアプリ制作を始めてみたいとき

ITに興味のある中高生にとっては、「将来のスキル」を早めに学ぶ絶好のツールになるでしょう。


この3つのAIツールは、用途や得意分野が違うため、どれが一番というよりも「使い分け」が大事です。次の章では、具体的なシーン別にそれぞれの実力を比べていきます。

🌟 AIツール3種をわかりやすく評価!

この評価は「無料版での使用感」をもとにしており、有料版の機能比較ではさらに違いが出てきます。

私はChatGPTの有料版を使っていますが、カスタマイズ性が星7個くらいになるイメージです。

🎯 シーン別AI活用ガイド

じゃあ「AIって何ができるの?」「どのAIをどんな時に使えばいいの?」
そんな疑問を持つ中高生や初心者のために、ここでは5つのよくあるシーンごとに、ChatGPT・Gemini・Copilotの活用方法を紹介していきます。AIは使い方次第で“自分だけの勉強相棒”にも、“将来を見据えたコーチ”にもなりますよ。

① 勉強の“分からない”をすぐ解決!

ChatGPT:自然な日本語で質問に答え、公式も整理

「歴史の○○時代って何が起きたの?」「この数学の公式ってどう使うの?」といった質問に、ChatGPTはとても丁寧かつ自然な日本語で答えてくれます。
難しい言葉を使わず、中学生でも理解しやすい説明をしてくれるので、ちょっとした疑問も気軽に聞けるのが魅力です。

Gemini:最新Web参照で信頼性◎、資料ファイルから要約可

GeminiはWeb検索の力を借りながら答えてくれるので、最新の学習情報や外部サイトを根拠にした回答が可能です。
また、PDFや画像をアップロードすると、その内容を読み取って「要点だけまとめて説明してくれる」のも便利。教科書の代わりに使えるAIです。

Copilot:理系プログラミング・数式など補助は得意

Copilotは、数式の構造やコードに特化しているので、数学の関数やプログラミングの基礎学習に最適です。式の意味をコードで可視化するなど、“手を動かしながら覚えたい人”に向いています


② 資格勉強や学習プラン設計

Gemini:Deep Researchで出題傾向を論理的にレポート

「この資格ではどんな問題が出るの?」「何を優先的に覚えればいい?」
そんなときに強いのがGeminiです。Deep Researchを活用すれば、Webから過去問や出題傾向を収集して、ロジカルに学習計画を立ててくれます

ChatGPT:スケジュール作成やコツを丁寧に提案

ChatGPTは、「この日までにこの資格を取りたい」と伝えると、具体的な勉強スケジュール毎日の習慣作りのアドバイスをくれます。
ちょっとやる気が出ない時には励ましてくれるような返答もあり、モチベ維持にもおすすめ。

Copilot:API等の手順説明や学び方なら◎

IT系の資格(例:基本情報技術者試験など)にチャレンジする人にとっては、Copilotが大活躍。APIの使い方やプログラミングの基礎手順など、技術寄りの知識はとても詳しく教えてくれます


③ 就活・面接対策

ChatGPT:模擬面接や添削が自然、寄り添いも得意

ChatGPTは、「模擬面接してください」と頼むと、本当に面接官のような受け答えで練習してくれます。
自己PRや志望動機の文章を自然な流れで添削してくれるのも嬉しいポイント。緊張しやすい人にとって、練習相手としても安心できます。

Gemini:志望動機例や調査結果を短時間で生成

Geminiは、企業情報や業界動向などの最新情報を素早く集めてくれるのが強み。
その情報をもとに志望動機を自動生成してくれるため、「下地となる文」を作ってから自分なりにアレンジしたい人にぴったりです。

Copilot:IT系志望者向けの技術回答模擬が可能

IT企業を目指す就活生にはCopilotが便利。**「このコードの意図を説明してください」**といった技術面接の想定質問に対し、自分でコードを書きながら練習が可能です。


④ 悩み相談・秘密のQ&A

ChatGPT:対話調で気持ちに寄り添う(信頼性と倫理性注意)

「友達とうまくいかない」「進路が決まらない」
そんな“ちょっとナイーブ”な相談も、ChatGPTは丁寧な言葉選びで寄り添ってくれます。まるで信頼できるお兄さん・お姉さんのような存在。
ただし、あくまでAIなので、重大な悩みは信頼できる大人や先生に相談することも忘れずに。

Gemini:フラットで事実重視。カメラ越しの視覚診断支援も

Geminiは淡々とした口調ながら、事実に基づいたアドバイスをしてくれます。「こうしたらいいかも」と複数の視点を提案してくれるので、冷静に考えたいときにおすすめ。
さらに、カメラ越しで表情や手元を読み取り、視覚的にアドバイスしてくれるGemini Liveも話題です。

Copilot:非対応。技術問答が主

Copilotは感情を扱う質問には不向きです。あくまでコード生成・技術補助のためのAIで、雑談や悩み相談には適していません。


⑤ プログラミング学習の入門

Copilot:学生ならProで無制限補完+チャット+CLI完備◎

GitHubアカウントで学生認証をすれば、Copilot Proが無料で利用可能。コードの自動補完はもちろん、AIチャットやCLIでの操作も使え、まるで“ITの家庭教師”のような存在になります。

Gemini:CLI無料(2.5 Pro reasoning/1Mトークン)

Geminiも開発者向けのCLI(コマンドライン)操作が無料で試せるようになり、開発環境の構築や実行指示などに対応。本格的なプログラミングの第一歩をサポートしてくれます。

ChatGPT:コード例・エラー解説も可

ChatGPTは、「このコードが動かない」「やりたいことを実現するには?」といった質問に、初心者向けの解説を交えながら対応してくれます
実際にコードを書いた経験がなくても、わかりやすく教えてくれるので、プログラミングの最初の一歩にぴったりです。


このように、AIはシーンによって得意・不得意が分かれます。特徴を理解して自分がやりたいことに合わせて、「この場面ではこのAI」と使い分けるのが、ホントは賢い使い方です。次のセクションでは、それぞれの比較を一覧表で整理していきましょう。

シーンChatGPTGeminiCopilot
勉強・質問⭐⭐⭐⭐⭐☆
資格学習⭐⭐☆⭐⭐⭐
面接対策⭐⭐⭐⭐⭐
悩み相談⭐⭐⭐⭐☆×
プログラミング⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐

個人的にはChatGPTが万能でGeminiにも聞いてみるのが「日常の使い方」といった感想です。GoogleではなくMicrosoftのBingを使っているなら身近で便利かも、特にコード入力に強いとの声が多いです。Python、JavaScript、TypeScript、Java、C++、Rubyなど、多言語に対応。

✏️ 実体験レビュー|マロンが3大AIを使って感じた“リアルなホンネ”

ここでは、実際に私(マロン)が「ChatGPT」「Gemini」「Copilot」の3つのAIを使ってきた中で感じたことを、正直にレビューします。

ブログや資料作成で活用することが多い私にとって、それぞれのAIには「向き・不向き」や「相性」がありました。使ってみて初めて気づいたこともたくさんあります。


🗣️ ChatGPTは「話しやすさ」&「柔らかさ」が魅力

今の私のメインAIはChatGPTです。

ChatGPTはとにかく「話しやすい」「聞き返しやすい」雰囲気があります。
表現が柔らかく、質問しても“優しく返してくれる”印象が強いですね。言葉選びや説明の仕方に「親しみ」があり、ちょっとした相談や確認にもストレスなく使えます

私はPlus版で使っているので、MYGPT(自分好みに調整できるAI)やメモリ機能も使っています。これが本当に便利で、AIに「私の趣味」や「よく書くテーマ」「好きな事」「目標」などを覚えてもらって、やり取りの精度がどんどん高まっています。

さらに最近では、スマホアプリでの音声会話機能にもハマっています。画面を見ずに話しかけて、すぐに音声で返してくれるのは、まるで“AIと電話してる”ような感覚です。

🔍 画像生成は楽しいけど注意も必要

ChatGPTの画像生成も試してみました。
ちょっとしたイラストやアイコンをお願いすると、思わず笑ってしまうような面白い画像が出てくることもあり、遊びとしてはかなり楽しめます!

ただし、「漢字」や「日本語の文字」が入る画像は要注意
特に画数の多い漢字や、漢字とローマ字の混在などは、文字化けや誤表示がかなり多い印象があります。
見た目に頼るよりも、「雰囲気重視」で使うのが正解かもしれません。


📑 Geminiは「調べ物に強いけど、ちょっと固め」

GeminiはGoogleが開発しているだけあって、情報の信頼性やスピードはピカイチです。
私はChatGPTと並行して、よく資料作成や調査系の質問に使っています。

「この内容は本当に正しい?」「もう少し裏付けが欲しい」と感じた時は、Geminiの出番。
Web検索と連動しているので、直近のデータや統計にも強くPDFファイルや画像の要約もできるので資料作りにぴったりです。

ただし、文章表現が少し堅い印象は否めません。
ChatGPTが「先生や先輩」っぽいなら、Geminiは「事務的な上司」みたいな雰囲気。
目的が明確なときは頼れるけれど、フランクに会話を楽しみたいときはChatGPTの方が気が楽だと感じています。


👨‍💻 Copilotは「技術特化」だけど、会話が恋しくなる

最初に触ったAIはGitHub Copilotでした。Visual Studio Codeと連携して、コードを書いたり補完してもらったりして、「AIって便利だな!」と感じたのがはじまりです。

特に、PythonやHTMLなどの基礎を学ぶには最高のツールです。正しい書き方を自動で提案してくれるし、エラーの原因も説明してくれます

でも、ある日ChatGPTを使ってみて気づいたのが、「会話の柔らかさって、すごく大事なんだ」ということ
Copilotはコードに関すること以外にはあまり対応してくれず、話しかけても返事がそっけなかったり、そもそも会話にならなかったりします。

その結果、最近はCopilotを使う機会がぐっと減ってしまいました…。
「技術的に詳しいけど、友達にはなれないタイプ」という感じですね。


🧾 総まとめ:使い分けが大事!私はこの組み合わせが最強

  • 日常の質問・文章・雑談 → ChatGPT(3.5でも十分)
  • 正確な調査・資料づくり → Gemini(固いけど信頼できる)
  • プログラミングや技術系 → Copilot(コードの師匠)

どれが一番というよりも、「自分のやりたいことに合わせて使い分ける」のがポイントです。
これからAIを使い始める方は、まずChatGPTやGeminiで試して、コード入力などにも興味があればCopilotに挑戦してみるのがオススメですよ!

🎯 今週のおすすめプロンプト


📌 プロンプト例

明日のテストに出そうなポイントを、中学生にもわかるように整理してください

👍 役立つポイント
  • ChatGPTやGeminiに「授業ノートの内容」や「教科名+単元名」を一緒に入力すれば、出題されやすい要点を簡潔にまとめてくれる
  • 自分なりにアレンジして使ってみてください。
  • 勉強の追い込み・復習・まとめプリント作りにも使える、再現性の高いプロンプトです。

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